よくわかる!自動車保険を選ぶ際の注意点


Home  > ちしき  > 消費税の増税で自動車保険料はどうなるか?

この見出しのイメージ図

消費税の増税で自動車保険料はどうなるか?

消費税が平成26年4月に8%に引き上げられ、翌27年10月に10%に引き上げられる予定です。住宅や自動車、その他色々と増税前の駆け込み需要が目だって増えています。自動車保険料は消費税がかからないので無関係と思えますが、そんなことはありません。

1.保険料と消費税の増税は関係ないと思っていませんか?

保険料には消費税がかからないから保険料が上がるはずがないと思っていませんか? 保険会社の立場に立てば分かることですが、消費税が上がれば営業経費がその分かさみます。事務所が賃貸物件なら賃料がアップします。会社が購入する商品やサービスのほとんどに消費税がかかっています。保険会社に入る保険料収入は今までどおりで、出て行く支出だけ増税分が増えます。

2.消費税増税が保険会社には堪(こた)えます。

自社で販売する物にも消費税がかかっていればお客さんから受け取る消費税が増えます。会社が購入する物にかかる消費税も増えます。お客さんから受け取った消費税と会社が支払った消費税の差額超過分だけ納税すればいいわけですから、たいして会社への影響はありません。しかし、零細企業や客商売の商店ではそうもいかないようです。競合他社がいますから、生き延びるため企業努力で実質的な値下げをして代金上昇を防ぐ努力をしています。ン、話がそれました。

保険会社の場合、商品である保険は非課税ですから、入ってくる収入は増えないのに増税された分だけ支出が今までよりアップします。保険会社は、他の業種よりも消費税アップが堪えるんです。特に、ネット専業の保険会社よりも代理店型の保険会社は経営規模が大きい分堪えると思います。

3.消費税増税後の保険料はどうなるか?

今後ますます、ネット専売の保険会社と代理店型の保険会社とで保険料の差が大きくなることが予想できます。保険料の安さをアピールしている保険会社は今までと同じ保険料のままだと思います。サービスの質の高さ?をアピールしている保険会社は保険料をアップすると思います。保険料の安さの競争の勝負は付いているように思います。安さ、事故時の対応の良さ、ロードサービスの充実度、コールセンターの対応の良し悪しなど特徴は色々あり、各保険会社の特徴も色々です。安さでの勝負をしていない会社の保険料はそれなりに上がると思います。

4.自動車購入の駆け込み需要で損害保険会社の業績上昇

現在、消費税増税1か月前です。住宅とか自動車とか大型の商品が増税前の駆け込み需要で販売数が増えています。同時に関連する銀行等のローン契約数、火災保険や自動車保険を扱う損害保険の契約数も上昇しています。

住宅の方は政府が消費税増税にあわせ住宅ローン減税の拡充を行い、増税後の消費落ち込み回避のための政策を打ち出しています。ケースによっては、増税分が丸まるカバーできます。自動車の方は・・・取得税が引き下げられますが増税分のカバーは出来ません。まあ、住宅の取得と自動車の取得は生活上の重要度が違いますから仕方ないことではあります。