よくわかる!自動車保険を選ぶ際の注意点



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対物賠償保険

1.対物賠償保険とは

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人に損害を与えてしまったら、その損害を賠償しなければなりません。
対物賠償保険は、自動車・積載物・構築物など物に対しての補償です。

保険金が支払われるのは、保険の対象者(被保険者)に損害賠償責任が発生した場合で契約した保険金額を限度に支払われます。

損害賠償請求されるのは修理代だけではなく、営業損失などの間接的な損害もです。電車や店舗などに突っ込むと億円単位の賠償になることもあるので、無制限の対物賠償保険が必要と考えられます。ちなみに、89.5%の人が保険金額は無制限で対物賠償保険に加入しています。(H23年度損害保険料算出機構 統計)

2.何のために必要か

自動車事故で他人の物を壊したことによる損害賠償責任を果たすために必要です。

3.保険金が支払われる場合

  1. 自動車の所有・使用・管理に起因する事故であること。
  2. 他人の財物の損害が対象です。
    • 物の損害(修理費・部品損害費)に対して支払われます。
    • 間接損(営業車の休車損害・代車費用等)に対して支払われます。
  3. 被保険者に法律上の損害賠償責任があること。
  4. 無免許運転、酒酔い運転、麻薬等運転による事故の場合も支払われます。
  5. 免責金額が設定されている場合は、これを差し引いて支払われます。

相手の自動車の時価額を超える修理費は支払われません。たとえば、時価が30万円で修理費が50万円かかるとしても保険金は30万円だけです。不足分で相手と揉めて示談交渉に影響がでる恐れがあります。(オプションの対物超過修理費特約をつけることで、不足分が概ね50万円まで支払われるようになります。)

4.保険金が支払われない場合

  1. 契約者、記名被保険者、被保険者の故意による事故の場合。
  2. 記名被保険者・被保険者の所有物、受託物の損害の場合。
  3. 運転者または被保険者の父母、配偶者、子の所有物、受託物の損害の場合。

    保険金が支払われるのは、他人の財物を損壊させた場合です。加害者と被害者が家族関係の場合には、保険金が支払われません。

  4. 戦争、暴動、(核燃料物質等による損害、)地震、噴火、津波、台風、洪水、高潮による事故の場合。
  5. 競技、曲技、試験使用の場合。
  6. 被保険自動車に危険物を業務として積載したり、危険物を積載する営業車を牽引することで生じた損害。
  7. 被保険者と第三者との間で取り決めされた特別に大きな損害賠償責任の部分。

対物賠償保険の重要な用語


被保険者

保険の補償を受ける人、または保険の対象になる次の人をいいます。

  1. 記名被保険者

    保険証券の記名被保険者欄に記載される人で、契約者、その配偶者またはこれらの同居の親族等の内、保険の対象となる車(被保険自動車)を主に運転する人です。

  2. 被保険自動車を使用または、管理中の次の人
    1. 記名被保険者の配偶者(内縁を含む)
    2. 記名被保険者またはその配偶者の同居の親族
    3. 記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子
  3. 記名被保険者の承諾を得て被保険自動車を使用・管理中の人

    ただし、自動車取扱業者が業務として受託した被保険自動車を使用・管理している間を除きます。

  4. 記名被保険者の使用者(雇主のことです)(請負契約、委任契約またはこれらに類似の契約に基づき記名被保険者の使用者に準ずる地位にあるものを含みます。)

    ただし、記名被保険者が被保険自動車をその使用者の業務に使用している場合に限ります。